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経済産業省「再生・細胞医療・遺伝子治療の社会実装に向けた環境整備事業」に株式会社ビジョンケア・株式会社VC Cell Therapyが採択

株式会社ビジョンケア(代表取締役社長:髙橋 政代 以下、ビジョンケア)ならびに株式会社VC Cell Therapy(代表取締役社長:髙橋 政代 以下、VCCT)は、経済産業省の令和4年度第二次補正予算「再生・細胞医療・遺伝子治療の社会実装に向けた環境整備事業」に係る間接補助事業者の公募において、ビジョンケアとVCCTの2社を含む共同体が採択されたことをお知らせいたします。

詳細は以下の通りです。

 

【事業名】

網膜再生医療の国内外の普及に向けたセラピーチェーン及び医療プラットフォーム構築事業

 

【事業内容】

本事業の代表機関であるビジョンケアは、前身の理化学研究所において世界初のiPS細胞を用いた網膜細胞の患者への移植を成功させるなど、神戸市民病院機構の臨床チームと共に網膜再生医療の臨床研究を重ね、再生医療研究のトップランナーとしてノウハウを蓄積してきました。さらに現在は、臨床研究を踏まえて治療に近づけるべく、先進医療や再生医療等安全性確保法下の治療準備のフェーズに入っています。しかしながら持続可能な治療として広めていくには、現状の医療システムではコストとベネフィットのギャップといった様々な問題が見えてきました。そこで、網膜再生医療の研究開発を進めてきたビジョンケア・VCCTと神戸アイセンター病院が中心となり、細胞製造の無人化や品質情報管理、治療に適した患者選定など一般的な治療となるための体制づくりを行い、正しいエビデンスに基づいた再生医療など先進的医療のビジネスモデル確立に取り組んでいきます。

 

【共同体】

・株式会社ビジョンケア(代表機関)

・株式会社VC Cell Therapy

・地方独立行政法人神戸市民病院機構 神戸市立神戸アイセンター病院

・神戸iクリニック

・シスメックス株式会社

・株式会社サイト-ファクト

 

■経済産業省「再生・細胞医療・遺伝子治療の社会実装に向けた環境整備事業」

経済産業省が行う再生・細胞医療・遺伝子治療(以下、「再生医療等」)の研究・開発の実用化を推進するための支援策。

再生医療等の提供を国内外に適切に拡大していけるよう、治療効果を科学的・客観的データによって確立するための一貫した提供体制(原材料確保・製造・品質評価・運搬・臨床)や、各過程において科学的・客観的データを収集し品質の担保・改善に繋げるシステムの構築を促進しようとする共同体を支援することを目的とする。

<具体的な事業内容(経済産業省HP)>

https://www.meti.go.jp/policy/mono_info_service/mono/bio/Kennkyuukaihatsu/saisei_idenshi/pr_r4hosei.pdf

<採択事業者(採択団体:株式会社シード・プランニングHP)>

https://www.seedplanning.co.jp/news/5137/

 

■株式会社ビジョンケア

iPS細胞の臨床応用に世界で初めて成功したチームが研究・臨床・患者ケアを一体化とする神戸アイセンター構想のもと、網膜疾患の治療開発にとどまらず、視覚障害者が抱えるあらゆる問題を解決するために2017年3月に設立。「すべての患者さんのために、あらゆる解決策を」を目指し、再生医療、遺伝子治療、ロービジョン者の就労支援に至るまで、他企業との連携を含め、シーズ育成・事業化支援に取り組んでいます。

 

■株式会社VC Cell Therapy

再生医療等に関する技術の研究及び開発、物品の製造、販売、知的財産の取得、保有、使用許諾、譲渡及び管理を目的に、眼科領域・再生医療領域における研究・開発を行う株式会社ビジョンケアの100%子会社として2021年3月に設立(理研ベンチャー認定)。再生医療の早期実用化に取り組んでいます。

 

以上